横川尚隆さんが衝撃的な発表をしました。
2024年11月24日、アンチ・ドーピングを掲げるJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)から他団体のFWJへの移籍、併せて大会への出場を発表をしました。
最終目標として「ミスターオリンピアを獲る」を掲げ、ミスター・オリンピア10度出場を果たすボディビル界の生ける伝説、山岸秀匡さんをコーチとして向かい入れました。
これが何を意味するのでしょうか?筋肉業界ではオリンピアに向け、アナボリックステロイド等による「ドーピング」を行うのではないかと囁かれています。
ミスターオリンピアとは
世界で最も権威あるボディビル団体であるIFBBが主催する、まさに世界一といっても過言ではないボディビル大会です。
世界各地から筋肉自慢のボディビルダーが集まり、頂点を決める戦いが繰り広げられます。
優勝した選手は世界中から讃えられ、大きな名誉を手にします。
人間の限界を超越した肉体美の祭典、それがミスターオリンピアなのです。
なぜ横川さんはJBBFからFWJへ移籍したのか?
JBBFはアンチドーピングを大々的に掲げており、ボディビルの大会ごとに厳しいドーピングチェックを行っています。
出場する選手もアナボリックステロイド等のドーピングを行っていない、所謂「ナチュラル」な選手が多いのが特徴となっています。
一方FWJは、もちろん表面上はアンチドーピングを掲げていますが、大会でのドーピングチェックは実質行われていないのが現状のようです。
横川さんがこのタイミングで移籍を発表したのは、アナボリックステロイド等を使ったドーピングを行う、と暗に示唆しているのではないかと言われています。
コーチに山岸秀匡さんを向かい入れたのはなぜ?
山岸秀匡さんはボディビル界でも歴戦の猛者であり、横川さんと同じJBBFにも所属していたこともあります。
JBBF日本クラス別選手権での優勝ののち、海外に活躍の場を広げ、現在ではミスターオリンピアの常連となっているほどのレジェンドです。
横川さんとしてみればオリンピアを目指すうえで、これほど頼もしいコーチはいないでしょう。
山岸さんがミスターオリンピアを戦う上でのこれまで培ってきた素晴らしい経験、トレーニング等を教えてもらえるのですから。
JBBFへの感謝
2024年11月27日に公開された動画の中で横川さんはJBBFの大会は世界で最もレベルの高い大会であると発言されています。
これは古巣であるJBBFへの感謝と、今まで戦ってきたJBBFの選手たちへの深い配慮、リスペクトが感じられるコメントでした。
ナチュラルで極限まで鍛えた横川さんだからこそできる発言ですね。
不覚にも目頭が熱くなってしまいました。
今後の展望
今後は当面の目標であるFWJの大会に向け、山岸コーチと二人三脚で厳しいトレーニングを行っていくと予想されます。
筆者の個人的な感想としては、これほどワクワクするニュースは今までなかったほどの衝撃を受けました!
ただでさえナチュラルであれだけのバルクを誇っていた横川さんが、どれだけデカくなるのか、オリンピアでどこまで戦えるのか。
想像もつきませんが、youtubeの横川さんのチャンネルでの対談では山岸さんも100年に1人の逸材だと大絶賛しており、絶対優勝できるとおっしゃってます。
横川さんもやるなら一番を目指さなければ意味がないと言い、相当な覚悟を持っての決断だったと思います。
夢物語でもなんでもなく、優勝狙えると私も信じています。横川さんのこれからの活躍に目が離せません。世界に横川尚隆を見せつけてくれ!